視界良好経営

見通しの悪い時代、先を見据えたリスク回避を

事業を始めるのに石橋を叩いて渡るような用心深さも程度によりけりですが、根拠のない自信による無謀な賭けで事業を失敗させてしまっては元も子もありません。失敗して得るものも多いのでしょうが、今後起こりうるリスクを予測、回避する堅実経営も必要だと思います。そこで一番気掛かりなのが資金繰り。決算しないと資金ショートが分からないような放漫経営をされる方はいらっしゃらないでしょうが、「国破れて山河在り」とならぬように企業、家庭の長は緻密な資金管理で堅実な経営をすべきです。

黒字倒産の増加

経営者の悩みは資金繰り

 
儲かっているのに倒産する「黒字倒産」が増えていると聞きます。経営者は先々の口座残高を認識しておかないと突然資金ショートという名の危機に直面、鬼の形相で資金調達に奔走する。。。というのはテレビドラマでもお馴染みのシーンです。常に先々の口座残高を認識しておかなければ帳簿上では儲かっているのに、支払いができず倒産などということは悔やんでも悔やみきれません。出納管理は何かと煩雑で、どんぶり勘定となりがちです。システム化して少しでもラクに管理できるようにしましょう。

世帯主は一家の経営者

企業も家庭も永続のために経営している

 
会社での物品購入には必ず領収書をもらうが、個人の買い物ではレシートを受け取らない。仕事での出納管理はきっちりしているのに、私生活では無頓着。毎月の収支も管理せず、ムダを全く気にしない・・・方が多くいらっしゃいます。世帯主は独りであっても一家の経営者。収支に無頓着ではいつまでたっても生活カイゼンは見込めません。ムダを排除、損をしない、生活をカイゼンするため家庭も健全経営に努めるべきです。世帯主は日々の収支実績と予定を細かく管理し、行き当たりばったり的な家庭経営はすぐに改めましょう。収支予定から来年の同じ日に口座残高がいくらあるのかを日々見通せれば「〇年後の〇月には新車購入やマイホームローンの頭金が用意できそう」「子供の学資保険にいくらまでなら積み立てできそう」など実現可能で身の丈に合った目標は仕事のモチベーションとなります。一家の主は優秀な経営者として家族を守り幸せを追求していきましょう。
 

事業仕分け

事業は重要性と必要性と資金を勘案

 
会社や家庭の資金はいくら潤沢であっても無限に支出できるものではありません。事業を始める際はいくら必要かを考えるまえに、いくらまでなら使えるかを先に考えましょう。企業、家庭に関係なく何かを始めようとするときには重要性、必要性を勘案する事業仕分けが必要ですが、先立つものは資金です。支払いを心配していては何もできないだろう。何とかなるさ!と楽天的な考え方ではなく、事業仕分けでは重要性、必要性以上にキャッシュフローから今後発生しうるリスクを想定し1年後、2年後の口座残高を見える化しましょう。シミュレーションするのはコンピュータの得意分野です。
 

資金管理

イーユーソリューションズのサンプル「資金管理」のご案内

 
イーユーソリューションズの資金管理は日々の収支を管理、先々の口座別残高を見える化することを目的としたシステムです。煩雑となりやすい収支データの登録を少しでも効率化すべくITを活用しています。 
 

 イーユーソリューションズ「資金管理」のメリット

  • 日々の収支登録を簡単に行える
  • 収支予定から口座別残高の変化を日々確認できる
  • 経費データとして原価計算システムと連携できる
  • 口座残高の閾値を設定することで資金ショートを一早く検知できる
  • 登録したデータは分析に有効活用できる
  • 借入金、返済計画管理が行える

バブル経済の時代、栄華は永遠につづくものと多くの人が勘違いしていました。現実は急速な少子高齢化で人口減少、マーケット縮小が進み、自然災害、情勢不安、隣国などのリスクも懸念される中、終身雇用制は破綻し、もはや一生安定した生活は望み薄の世の中です。不安な老後、最終的に頼れるのはキャッシュです。現実を直視しながら先を予測し、困ったときにはそのときに考えるのではなく、打てる手を今から用意しましょう。心配ばかりしてどれだけ小心者なのだと思われる方もいらっしゃるでしょうが、リスクだらけの世の中ではリスクを回避することで安心が生まれ、安心は信用につながります。資金繰りも帳簿記入で管理するのではなくITを活用し、予測が得意なコンピュータに仕事をさせて、少しでも信用を高めることに注力しましょう。生きること自体が苦しみそのものなので、怠惰で自らいらぬ苦しみを増大させることなく「ラクに苦労する」を実践しましょう。 

 

 
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